技術情報

技術情報:技術原理

SOF型熱中性子束モニタ(SOF)

中性子線を検出する原理としては、電離作用、励起光(シンチレーション)、原子核反応を用いたものがあります。SOFセンサは、放射線がセンサ部を通過するとセンサ部の物質が発光(蛍光)するというシンチレーション法を利用しています。その光を光ファイバの中に閉じ込めて検出器に導き、何回光ったかを高速で数えていきますと、それが線量に比例するというものです。

 

SOF型熱中性子束モニタ

シンチレータからの光信号を光ファイバで伝達し、光電子増倍管で光信号を電気信号に変換する。その電気信号を増幅し、電気ノイズとの波高弁別を行い、純粋な光信号に由来する信号のみをカウントする。ホウ素入りシンチレータは熱中性子と効率よく反応を起こして発光する。一般的なシンチレータはガンマ線にも感度を有するため、2つのシンチレータ信号を処理することによって(減算処理)、熱中性子の測定が可能となる。


 

エネルギー範囲 熱中性子領域
測定範囲 中性子 10E5〜10E10 n/cm2/sec
所要電源 USBより供給 最大2.5W
外形寸法 幅 75mm x 高さ 60mm x 奥行 120mm(ただし突起物含まず)
重量 約550g


【特徴】

・光ファイバ先端にシンチレーターを取り付けた超小型検出器
・検出部の大きさが小さく(1mm以下)放射線場を乱すことなく検出が可能
・プローブ部はプラスチック素材で出来ているため不均質補正の影響が小さい
・光ファイバで光信号を伝搬するため外乱電磁ノイズの影響を受けない
・中性子測定は、中性子増感剤有無の2つの検出部を用いてガンマ線量を補償して中性子を測定
・リアルタイム計測が可能


【適用可能な用途】

・原子力設備等における放射線モニタリング・中性子サーベイメータ(被爆量カウンタ)
・中性子発生装置(密封線源、加速器など)における中性子ビームモニタ

このページのトップに戻る
インデックスに戻る